・「T04Customer」(顧客マスター)には、性別に関する番号が保存されています。
・「T05Sex」(性別マスター)には、番号と「男」「女」という文字が保存されています。
この顧客マスターと性別マスターを関連付けることで、顧客マスターに文字で性別を表示することができます。
要領はクエリ Q02City で都道府県名を表示した時と同じです。
【1】Base を起動して、「sampleDB070.odb」を開きます。
【2】クエリーを表示します。
【3】「デザイン表示でクエリーを作成」をクリックします。
【4】テーブル「T04Customer」(顧客マスター)を追加してください。
【5】以下の図の順番でフィールドを選択します。
【6】「クエリーの実行」ボタンをクリックします。
【7】クエリーの実行結果が表示されました。
しかしこれでは性別が分かり難いです。性別を文字で表示するように、クエリーのデザインを変更します。
クエリーのデザイン画面に戻します。
【8】メニューから「表示 → プレビュー」をクリックします。
*プレビューのチェックを外す
【9】「テーブルまたはクエリーの追加」ボタンをクリックします。
【10】テーブル「T05Sex」(性別マスター)を追加してください。
【11】マウスで ドラッグ&ドロップ して、「SEX_CD」同士をつなげます。
【12】以下の図のようにフィールドを選択してください。
フィールドの順番は、簡単に入れ替えることができます。
【13】フィールド上部をマウスで ドラッグ&ドロップ すると移動できます。
【14】フィールドが移動しました。
クエリーのデザイン画面でフィールドを移動する方法は、よく使いますので覚えてください。
【15】ついでに「CST_CD」の並べ替えを「昇順」にします。
*レコードは番号順に表示されるとは限らないため
【16】クエリーを実行すると、性別が文字で表示できました。
このほうがわかりやすいですね。
ここまでの作業を保存しましょう。
【17】「保存」ボタンをクリックします。
【18】クエリー名に「Q04Customer」と入力し、「OK」ボタンをクリックします。
【19】保存したらクエリーは閉じてください。
【20】データベースファイルウィンドウに、「Q04Customer」が表示されています。
【ワンポイント】
今回のクエリーは、以下のようなSQL文になります。