現在もっともよく利用されているリレーショナルデータベースでは、データは表のような構造で管理されています。表計算ソフトの行や列と似ているので、何となく分かるのではないでしょうか。
データベースで使う用語は、解説書によって呼び方に違いがあります。Base で初めてデータベースを学ぶ初心者のために、最も基本的なことをまとめておきます。
データベースでは、上記のような表を「テーブル」といいます。フィールドは「列」とか「column」といい、レコードは「行」とか「row」と言うことがあります。
・フィールド 列 column
・レコード 行 row
フィールド(列)には、同じ種類のデータが入ります。また1つのレコードで、1件のデータを表します。
例えば顧客マスターのテーブルでは、顧客名のフィールドには必ず文字列が入り、数字や日付が入ることはありません。そして1件のレコードは顧客1人分のデータになるということです。