しかし既存の odbファイル をダウンロードして入手した場合などは、データベースを手動で登録する必要があります。
データベースの登録は、Base 起動後にメニューの「ツール → オプション」から設定することができます。
OpenOffice.org にデータベースを登録すると、OpenOffice.org の Calc や Writer からデータベースを参照することができます。この機能を「データソース」と言います。
データソースを使うと、データベースのデータを Calc や Writer へ挿入したり、差し込み印刷することができるので便利です。
データベースを登録しなくても、 odbファイル は使うことができますが、他のアプリケーションと連携できると用途が広がるので、手順を説明しておきます。
【1】Base を起動して、「sampleDB070.odb」を開きます。
* Calc や Writer からも登録できます。
【2】メニューから「ツール → オプション」を選択します。
【3】ダイアログボックスが表示されたら、「OpenOffice.org Base」(または StarSuite)から「データベース」を選択すると、登録されたデータベースの管理が行なえます。
【4】新しくデータベースを登録する時は、「新規作成」ボタンをクリックします。
【5】「検索」ボタンでデータベースファイルを指定します。「登録名」が自動的に表示されるので、「OK」ボタンをクリックします。
【6】「sampleDB070」が登録されました。
ファイルの場所や登録名を変更したい時には、このダイアログボックスの「編集」で行なえます。また登録を「削除」しても、 odbファイル自体は削除されませんので安心してください。
【7】データベースを登録すると「データソース」から利用できるようになります。
・Calc の例
テーブルのデータを挿入した様子
テーブルだけでなく、クエリーのデータも利用できます。またデータソース画面で、データベース上のデータを追加したり、更新することもできます。