前回作成したクエリー「Q04Customer」に、
以下の3つのテーブルを加えるだけで出来ます。
・T01Prefecture(都道府県データ)
・T02City(市町村データ)
・T03Town(地域データ)
テーブルに共通するフィールド(列)を関連付けることで、顧客の住所を表示することができます。
【1】Base を起動して、「sampleDB070.odb」を開きます。
【2】クエリーを表示します。
【3】「Q04Customer」を選択したら、ツールバーにあるクエリの「編集」ボタンをクリックします。
この画面で、クエリーのデザインを変更できます。
【4】「テーブルまたはクエリーの追加」ボタンをクリックします。
【5】テーブル「T01Prefecture」、「T02City」、「T03Town」の3つを追加します。
*一つずつ追加してください。
【6】テーブルが追加された状態です。
【7】次の作業がし易いように、以下のようにテーブルを並べ替えます。
【8】テーブルを関連付けるため、同じフィールド名同士を、マウスでドラッグ&ドロップしてつなげます。
これは主キーと外部キーを結び付けている操作です。
【9】以下の図の順番で、フィールドを選択します。
【10】住所を分かりやすく表示するため、「ADDRESS」のフィールドを、一番後ろに移動します。
フィールドの順番は、簡単に入れ替えることができます。
フィールド上部をマウスでドラッグ&ドロップすると、矢印→が表示されるので、移動できます。
【11】「クエリーの実行」ボタンをクリックします。
【12】クエリーの実行結果が表示されました。
都道府県、市町村、地域名、番地まで表示できました。
ここまでの作業を保存しましょう。
【13】「保存」ボタンをクリックします。
【14】保存したらクエリーは閉じてください。
今回はこれで完了です。
クエリーの便利なところは、表示したいデータを、選択したり並べ替えるだけで、自由自在に加工できることです。
もしBase自体を閉じる時、変更を保存しますか のメッセージボックスが表示される場合は、「保存」をクリックしてください。
【ワンポイント】
クエリーを再度編集したい時、デザイン画面に戻すには、
メニューから「表示 → プレビュー」をクリックします。
*プレビューのチェックを外す